ここで紹介している民間療法を試す場合は、自己の責任においてお願いします。人によっては、体に合わない場合もありますので容態が良くならない場合はすぐに医療機関で受診するようにしてください。
打ち身・ねんざに効能のある食べ物
打ち身やねんざは、皮下組織や血管、筋肉などが損傷します。早期回復をするためには、損傷したところを修復するのに必要なものを摂ることが大切です。
たんぱく質
タンパク質はアミノ酸が多数結合したもので、身体をつくる成分です。皮下組織・血管・筋肉など、ほとんどがたんぱく質でつくられています。けがの早期回復には、良質なたんぱく質をたっぷりと摂取することが必要です。肉・魚類、乳製品、卵、大豆製品などを摂るように心がけましょう。
ビタミンA
ビタミンAは細胞の成長と修復を促進させる効果がありますので、損傷した組織の修復にも効果があります。
けがの早期回復には、ビタミンAを積極的に摂るようにしましょう。ビタミンAは、レバー、うなぎ、チーズ、卵、緑黄色野菜などに含まれています。
ビタミンB群
ビタミンB群は、たんぱく質の分解・合成の手助けをします。損傷した皮下組織・血管・筋肉などを作る際に、ビタミンB群が必要です。ビタミンB群は、さまざまな食材に含まれていますので、バランスの良い食事を心がけましょう。
ビタミンE
ビタミンEは血管を掃除する効果があります。つまり、損傷した皮下組織・血管・筋肉などへの栄養素の運搬をスムーズに運べるようになります。ビタミンEは、ナッツ類、うなぎ、かぼちゃ、植物油などに含まれています。尚、ビタミンEは油と一緒に食べることで、吸収率が高まります。
打ち身・ねんざの応急処置
打ち身の応急処置
打ち身は、強く打ったところを動かさないようします。タオルや包帯などで固定すると良いでしょう。また、痛みや炎症がある間は、患部を水や氷などで冷やします。尚、 お風呂は患部を温めるの入らない方が無難です。 内出血で腫れてきたら、患部を心臓より高いところに持っていくようにしましょう。
ねんざや突指の応急処置
捻挫や突き指も、基本的には打ち身と同じです。痛みがひどいときは、鎮痛薬で痛みを抑えましょう。痛みや腫れがおさまったら、お風呂に入っても大丈夫です。
おばあちゃんの知恵袋 打ち身・ねんざ
じゃがいも湿布
じゃがいもを蒸してすりつぶし、小麦粉と酢をまぜあわせたものを、手ぬぐいなどにつけ、湿布すると効きます。
だいこんおろし湿布
だいこんおろしを、手ぬぐいなどにつけ、湿布すると効きます。
なすの湿布
なすを冷やしたものを、半分に切って、湿布すると効きます。
アロエ湿布
アロエをすりつぶし、手ぬぐいなどにつけ、湿布すると効きます。
さといも湿布
さといもを蒸してすりつぶし、小麦粉と酢をまぜあわせたものを、手ぬぐいなどにつけ、湿布すると効きます。
卵黄湿布
卵黄と、小麦粉と酢をまぜあわせたものを、手ぬぐいなどにつけ、湿布すると効きます。
梅干湿布
梅干の梅肉と、小麦粉をまぜあわせたものを、手ぬぐいなどにつけ、湿布すると効きます。
ニラの絞り汁
ニラの絞り汁を飲むと、傷みがやわらぎます。
しょうゆとはちみつ
つき指などで腫れて痛いときは、しょうゆにはちみつを加え、少し温めてその中に患部を入れると効きます。