芋類はたくさん種類があって世界中で食べられており、調理方法も千差万別です。じゃがいもやとろろいもなど、ご家庭の食卓に上がる回数も多いと思います。この記事では、家庭で簡単に芋料理をつくる、ちょとしたコツを紹介しています。
芋料理を失敗しないでじょうずに作る方法
とろろいもの下ごしらえ
とろろいもと呼ばれる長いもや大和いもをすり鉢でこすりおろすと、小鉢などに取り分ける時、粘りついて取り分けにくいです。そんな時は、割り箸を両手に持ち、水あめなどをからめるような要領で、クルクルと巻き取るようにすれば、手際よく出来ます。とろろいもを触ると、かゆくなることがありますが、酢水で洗えばかゆみが取れます。
ジャガイモの皮を簡単に剥く裏技
ジャガイモを茹でる前に、真ん中一周、深さ1ミリ位の切込みを入れます。そして、普通に茹で、柔らかくなったら氷水に10秒間浸してから取り出します。ジャガイモの皮を持ち、両側に引っ張るとスルリと剥けます。これは、熱により膨張している所に氷水で縮めた為、ジャガイモの実と皮に隙間が出来るからです。
新じゃがの皮のむき方
新じゃがを包丁で皮をむくと、食べる所が少なくなってしまいます。そんな時は、スチールのタワシが便利です。水の中で新じゃがをこすってやるときれいに皮がむけます。また、小粒の新ジャガの場合は、すり鉢に入れて、水を加えてこすり合わせるように混ぜると、きれいに剥けます。
上手な里芋の皮のむき方
里芋の皮むきはヌルヌルとして、むきにくいです。上手に皮をむくにはスプーンで上から下にこするようにすると良いです。又、里芋をきれいに洗い、電子レンジで3分間温めます。 これだけで里芋の皮が簡単にむけます。
マッシュポテトを簡単に作る方法
マッシュポテトを作るときは、みかんのネットが便利です。まずは、ジャガイモを皮ごと芯がなくるまで茹でます。ゆがいたジャガイモを半分に切り、皮がついたまま、みかんなどのネットに入れます。そして全体を押しつぶすようにして柔らかくして、搾り出します。皮はみかんのネットに残ったまま、後は、塩・こしょうで味を調え、お好みにより牛乳や生クリーム、バジル粉などを振りかけて、混ぜ合わせれば、マッシュポテトの出来上がりです。ただし、とても熱いのでやけどしないように注意しましょう。
ベークドポテトの作り方
きれいに洗ったジャガイモを、皮付きのままアルミ箔に包み、180℃のオーブンで、25分程焼きます。ジャガイモが焼けたら、上に十文字の切り込みを入れ、両脇から、ぎゅっと押します。すると、切り目が開くので、そこにバターを適量落とすと出来上がり。尚、金串を刺して焼くと、中心まで熱が伝わりやすくなり、中までしっかりと焼く事ができます。
低カロリーポテトチップスの作り方
スライスして水分を取ったジャガイモをオーブンシートに並べてレンジで4分加熱します。たったこれだけで、油は使わない、低カロリーポテトチップスの出来上がりです。ポテトチップスは高温の油の熱で、ジャガイモの水分を奪い取り、パリッとした食感を作っているのです。裏技の場合はレンジのマイクロ波がジャガイモの水分を蒸発させています。クッキングシートを敷いた事で裏側の水分も上手く吸収してパリッとします。
おいしい焼き芋の作り方
石焼き芋のような、甘い焼き芋をつくるには、新聞紙を1枚濡らし、適当に折りたたんでからさつまいもを包みます。そしてその上からアルミホイルで包み、200度のオーブンで1時間ほど焼きます。皮をパリッとさせるには、新聞紙とアルミホイルを外し、焼き上がったサツマイモをオーブンの余熱の中に5分置いておきます。時間がかかりますが、おいしい焼き芋を作るには、じっくりと火を通すことがコツです。
おいしいフライドポテトの作り方
生のジャガイモから、マクドナルド風のカリッとした、フライドポテトを作るには、マッシュポテトをつくり、塩コショウで味付けします。これを、冷ましてから冷蔵庫で冷やし、板状の固め、スライスして、棒状にします。後は軽く小麦粉を振り、油で揚げれば、マクドナルド風のカリッとした、フライドポテトが出来上がります。
しっとりとした、フレンチ風のフライドポテトを作るには、棒状にスライスしたジャガイモに強力粉をまぶし、油のしいたオーブンペーパーの上に並べて、レンジに7~10分かけるだけ。おいしいフレンチ風のフライドポテトが出来上がります。