豆腐は、たんぱく質が多く、低カロリーでヘルシーな食品です。 また、血行を良くして新陳代謝を高め、体の中から肌をきれいにしてくれる効果が望める成分も含まれています。この記事では、おいしい湯豆腐の作り方などについて、紹介します。
豆腐の種類とその特徴
市販されている豆腐は、「もめん豆腐」・「きぬごし豆腐」・「充填豆腐」の3種類に大きく分けることができます。このうち、特にたんぱく質やカルシウムなどの栄養価が比較的に高いのは、もめん豆腐です。もめん豆腐は、しっかりとした食感と舌ざわり、濃厚な味わいがあり、「焼く・炒める・煮る・揚げる」など、豆腐ステーキやハンバーグ、炒り豆腐などの材料に適しています。
きぬごし豆腐は、きめが細かく、なめらかな舌触りのある食感があり、湯豆腐やサラダ、冷奴などにして、そのまま食べるのに適しています。栄養価としては、ビタミンB群やカリウムがもめん豆腐より多いです。
充填豆腐は密閉された容器の中に凝固されたきぬごし豆腐です。最も衛生的で日持ちもします。栄養価としては、炭水化物と糖質が他の豆腐と比較してやや多めのため、甘みがあります。また、ミネラル分が他の豆腐と比べて豊富に含まれています。
豆腐の種類とその特徴を覚えておくと、素材に適した豆腐を選ぶことができます。低カロリーでヘルシーな豆腐料理を、おいしくいただきましょう。
おいしい湯豆腐の作り方
湯豆腐をおいしくするには、まず豆腐の水分を一度、取り除きます。クッキングペーパーを2枚重ねにしたものを、豆腐の上下におき、上に豆腐と同サイズぐらいのタッパ-に水を入れ重石がわりにのせます。
30分ほどおいて置くと、豆腐の水分が抜けますので、水分が抜けた豆腐をタッパーに入れ、浄水で再び水分を吸収させます。
豆腐を煮るときは、ぐつぐつと煮ると豆腐にすが入るので、弱火で煮ます。お湯に一つまみの塩を入れておけば良いでしょう。豆腐を煮過ぎたり、強火で急に火を通したりしますと、いわゆる「す」が立つのは、たんぱく質が固まったり、豆腐の中に含まれている水が沸とうして、細かい泡となり、そのため
小さな穴がたくさんできた状態のことです。
湯の中に塩を入れておくと、たんぱく質を固める作用が妨げられるために、すが立ちにくいというわけです。塩の代わりに、小さじ1杯ほどの重曹や、水とき片栗粉を入れても、同じ効果があります。
湯豆腐を崩さず取る方法
竹串を3本束にし、尖ってない方の上から3~4cm位の所を輪ゴムをしっかり巻きつけます。巻き付ける途中で3本の竹串の間に輪ゴムを一回入れておきます。これをネジり、尖った方が正三角形に成るようにします。そしてこの竹串で、湯豆腐を突いて取ると、崩れないで綺麗に取れます。
暮らしの知恵袋 豆腐の裏技
知っているとちょっと便利になったり、いざという時に役立ったりする裏技や、生活の中で役に立つ知恵などを紹介します。
豆腐をじょうずに切る方法
豆腐を形くずれしないように切るコツは、ほかのものとは逆に、左の端から右に向かって切ることです。そして、切りながら左手で支えれば、倒れてぐずれることもありません。
みそ汁の実にするような、さいの目切りの場合には、まな板の上で切らずに、思いきって手のひらの上で切りましょう。まず、豆腐を適当な大きさに切ってから、片手の手のひらにのせて、その上でさいの目に切ります。そして、静かにみそ汁の中へ落とします。
手の上で切るのが怖いと思われる方がいるかもしれませんが、包丁を引かずに、上から押さえるようにすれば、手を切る心配はありません。
豆腐を鶏肉風味にする方法
豆腐の水を切り、冷凍庫で凍らせてから、レンジで20分間、解凍します。解凍された豆腐を、押さえて汁を絞だし、さらにお皿などを上に乗せて1時間以上重りをかけ、しっかりと水分を抜きます。すると、カロリーオフの鶏肉(風)になります。から揚げにするとおいしいです。
豆腐を崩さず料理する方法
水が入ったボウルに、大さじ1杯の塩を入れ塩水を作ります。そこに、豆腐を15分以上浸しておきます。すると、豆腐が崩れずに料理しやすくなります。これは、豆腐を塩水に浸けたことで、豆腐の水分が塩水の方に移動したからです。
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