ここで紹介している民間療法を試す場合は、自己の責任においてお願いします。人によっては、体に合わない場合もありますので容態が良くならない場合はすぐに医療機関で受診するようにしてください。
高血圧に効能のある食べ物
セロリ
セロリには、カリウムとビタミンCが豊富に含まれています。また、葉にはカロテンが多く含まれています。
カリウムは体内のナトリウムを排出して血圧を下げる働きがあり、高血圧の予防に効果があります。
またセロリには、鎮静作用、けいれんを鎮める作用、健胃作用、利尿作用、神経をやわらげる作用などがあります。一般的にセロリは茎の部分を食べることが多いのですが、葉までしっかりと食べた方が栄養成分を吸収でき、血圧を下げる効果がさらに期待できます。
カリウムはパセリ・ほうれん草・とうもろこし・かぼちゃ・きゅうり・唐辛子・にんにく・バナナ・アボカド・干しぶどう・干し柿・メロンなどにカリウムが多く含まれています。
海藻類
昆布やわかめ、ひじきなどに含まれるアルギン酸は水溶性食物繊維の一種で、海草のヌルヌルした部分に含まれています。このアルギン酸は、体内のナトリウムを排出して血圧を下げる働きがあり、高血圧の予防に効果があります。
青魚
サンマやイワシ、サバ、ブリなどの青魚の脂に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、高度不飽和脂肪酸と呼ばれる栄養素です。DHAは血管をやわらかくし、血流をスムーズにする効果があります。 EPAは血栓を予防し、血流を良い状態にする効果があります。
DHAとEPAは、余分な中性脂肪を取り除くことにより、コレステロール値を安定させる働きがあります。動脈硬化を予防し、また、血管にかかる負担が軽減されることから、血圧の改善効果にも期待ができます。しかし、調味料の塩分には注意をしてください。
おばあちゃんの知恵袋 高血圧
血圧を下げる効果のある食べ物
柿、バナナ、セロリ、大根、にんじん、ナス、しいたけ、きくらげ、りんご、にがうり など。
たまねぎの皮
たまねぎの皮 5gを、300ccの水から煎じ、お湯の量が半分になったところで火を止め、冷ましたものを1日3回に分けて、空腹時に常飲すると効きます。
柿の葉茶
柿の葉を2~3日、陰干しにして乾燥させたものを小さく切り、3分ほどせいろで蒸し、再び陰干しして乾燥したものを、一つまみ急須に入れ、10分以上蒸したものをお茶代わりに常飲すると効きます。
昆布汁
昆布100gを細かく切ったものを容器に入れ、水1リットルで満たし、冷蔵庫で10時間以上寝かした、昆布汁を常飲すると効きます。
昆布酒
昆布100gを細かく切ったものを容器に入れ、ホワイトリカー1リットルで満たし、1週間以上寝かした、昆布酒を常飲すると効きます。
干ししいたけ湯
干ししいたけを粉末状にしたものを、大さじ1杯湯飲みにいれ、熱湯を注いで常飲すると効きます。
どくだみ汁
乾燥させたどくだみ10gを、600ccの水から煎じ、お湯の量が半分になったところで火を止め、冷ましたものを1日3回に分けて、空腹時に常飲すると効きます。