電気代の節約

電気代の節約

コンセントから抜き節約

テレビやエアコン、ビデオデッキ等、電化製品はコンセントを差し込んだままにしているだけで待機電力を消費しています。使用しない時はにコンセントから抜きましょう。ただしエアコンの場合、室外機の中の潤滑油を温める為、ヒーターが入っている機種もありますので、取り扱い説明書をご覧になって、30分以上経った後に運転して下さい。

電化製品待機電力年額
テレビ2.2w2.2w×12h×365日×22円/kwh = 約207円
ビデオ10w10w×12h×365日×22円/kwh = 約963円
ミニコンポ11w11w×12h×30日×22円/kwh = 約1058円
エアコン5.2w5.2w×24h×150日×22円/kwh = 約411円
ファンヒーター5.3w5.3w×12h×30日×22円/kwh = 約511円
給湯器7.7w7.7w×12h×30日×22円/kwh = 約742円
洗浄便座6.0w6.0w×12h×30日×22円/kwh = 約571円
炊飯器1.6w1.6w×12h×30日×22円/kwh = 約158円
電子レンジ5.5w5.5w×12h×30日×22円/kwh = 約279円

これだけで、年間約4900円の節約になります。

省エネ製品で節約

電化製品を買い換えるときには、省エネ製品を購入しましょう。購入価格は高くなりますが、10年間使うと考えるとかなりお得となります。家庭で使われる電力の65%がエアコン・冷蔵庫・照明・テレビといわれています。エアコンや冷蔵庫では10年前と比べて、かなりの省エネ化が進んでいます。また、リビングの照明をLEDに交換すると、年間6000円程の節電が期待できます。なお、省エネ製品には種類があり、省エネ評価(★の数)で5段階で表示されています。

省エネ製品と非省エネ製品の年間電気代(目安)の比較

電化製品超省エネ製品省エネ製品非省エネ製品
エアコン(14帖用)29,000円36,000円40,000円
冷蔵庫(550Lクラス)7,300円8,900円12,500円

つけっ放しにしないで節約

照明器具・テレビ・パソコンなどついつい必要のないときでもつけっ放しにしてしまうことがありませんか。これこそ、電気の無駄使いです。

1日2時間、つけっ放しにした場合の年間コスト

電化製品省エネ製品
照明60w×2h×365日×22円/kwh = 約963円
テレビ(25インチ)130w×2h×365日×22円/kwh = 約2087円
パソコン120w×2h×365日×22円/kwh = 約1920円

電気代節約の裏技

テレビの電気代節約

テレビ画面は明るければ明るいほど消費電力が高くなります。必要以上に輝度を上げすぎないようにしましょう。 テレビの画面は静電気の影響でほこりが付き易くなっています。ほこりが付いて汚れていると、画面が暗く見えますので、こまめに掃除をしましょう。又、音量が高いほど消費電力が高くなります。必要以上に音量を上げすぎないようにしましょう。

掃除機の電気代節約

掃除機をかける前は、部屋をかたずけておき、一気にかけてしまいましょう。何度もスイッチを入り切りしないでも良いように心がけてください。スイッチの強弱を切り替えも節約となります。じゅうたんやカーペットでは強、畳やフローリングでは中といった具合に切り替えをしましょう。

掃除機の集塵袋にゴミがたくさん溜まってしまうと吸引力が低下し、掃除の効率が低下します。ゴミがいっぱいになる前に捨てましょう。掃除機の中には、吸い込んだ空気を吐き出す時に通るフィルターがあります。このフィルターにホコリがたまっていると吸引力が低下し、効率が低下します。フィルターが汚れている時は掃除しましょう。

換気扇の電気代節約

レンジフードのフィルターに油汚れなどが、こびりついていると吸込み効率が悪くなり、「強」スイッチで運転してしまう事があります。また、フィルターが汚れていると衛生的にも、見た目にも悪いのでこまめに掃除しましょう。

入浴後、カビ予防の為、換気扇を運転する時間を短縮する方法として、壁面や床についた水滴をバスタオルでふき取ると、換気時間を短くすることができ節約となります。

照明器具の電気代節約

白熱灯と電球型蛍光灯で、約1/4程のワット数で同じ明るさになります。すなわち、約1/4程の電気代の節約になります。しかしながら、蛍光球は白熱灯の10倍ほどの値段が寿命も10倍程ある為、少々高いと思っても、電気代の節約分お得となります。ただし、電球型蛍光灯はトイレ等の頻繁に入り切りする場所では、寿命を縮めますので不向きです。長時間つけるような箇所に設置しましょう。

炊飯器の電気代節約

炊飯器の保温機能。便利なんですが、20時間ぐらい保温すると、一回ご飯を炊くのと同じくらいの電気代を消費します。長時間の保温をするのはやめましょう。

電気ポットの電気代節約

電気ポットは、冷蔵庫以上の電気を消費します。長時間使わないときはコンセントから外しておきましょう。水を満タンに入れておけば、その分電気代がかかります。使用する水量だけポットに入れておきましょう。

暖房器具の電気代節約

こたつは、掛け布団だけではなく、敷布団も使いましょう。床面から熱を逃がすのを防いでくれます。保温の効果が高ければ高いほど電気代そ節約になります。また設定を見直しさらに電気代を節約しましょう。

電気カーペットをフローリングに直接置くと、床面から熱を逃し、無駄な電気代を使うこととなります。電気カーペットの下にはマットなどを引き、熱の逃げを防ぎましょう。

エアコンの電気代節約

エアコンを効率よく使うには、部屋内の冷気を逃がさないようにする事と、外から熱気を入れないようにすることです。部屋の中でも特に熱気が入ってくる場所は直射日光の当たる窓ガラスです。直射日光が入らないよう厚手のカーテンで防ぎましょう。

風量は自動設定にしておきましょう。設定温度に合わせて風量の調整をしてくれますので、余分な電気代消費を防げます。
同じ温度において、風が直接あたる場合と、当たらない場合とで、風が当たった方が体感温度は低く感じます。扇風機やサーキュレーターを併用すると良いです。

エアコンの室内機のフィルターを取り外すと、ギザギザした熱交換器が見えます。この熱交換器によって、室内の暖かい空気が冷やされ、冷たい空気が吹き出し口より出てきます。この熱交換器にほこりなどが付いていると、効率が悪くなり余分な電気代がかかってしまいます。掃除機で吸い取りましょう。ただし運転中は湿っていますので、乾燥してから行って下さい。

室外機も室内機と同じように、熱の交換をしています。室外機の働きは、室内でもらった温かい空気のエネルギーを、外気で冷やしています。室外機を直射日光の当たる場所に置いていたりすると、熱交換の効率が悪くなり、余分な電気代の消費になります。直射日光が当たらないように、日よけなどで予防しましょう。

室外機の熱交換の妨げとならないように、風の出口及び熱交換器付近には物など置かないようにしましょう。故障の原因にもなります。

エアコンの室外機の裏面や側面に、ギザギザした熱交換器が見えます。この熱交換器によって、室内でもらった温かい空気のエネルギーを、外気で冷やしていますこの熱交換器にほこりなどが付いていると、効率が悪くなり余分な電気代がかかってしまいます。掃除機で吸い取りましょう。

冷蔵庫の電気代節約

冷蔵庫の開ければ、冷気が逃げてしまい庫内の温度が上昇するのは当然のことです。特に夏は庫内の温度を冷蔵庫を開ける前と同じ温度まで下げるのにかなりの電気代を消費してしまいます。どれぐらいの開けっ放し時間なら冷気がそれほど逃げないのでしょう。周囲の温度にもよりますけれども、一般的に3秒以内なら、ほとんど温度が上昇せず、5秒で1℃、10秒で3℃ぐらい庫内温度が上昇してしまいます。冷蔵庫から物を取り出す時は、なるべく5秒以内で済ませましょう。

  • 取り出す物を前もって決めておきましょう。
  • 冷蔵庫内を整理整頓して取り出しやすいようにしておきましょう。
  • 置き場所のルールを決めておいて、家族にも協力してもらいましょう。
  • よく使う物などは、取りだし易い所に入れておきましょう。
  • 扉を全開しなくても取り出せるものは、全開しないで取り出しましょう。
  • 冷蔵庫内の配置をメモし、冷蔵庫の表面に張って置くと便利です。

煮炊きものや、お茶など作りたての熱いものを冷蔵庫に入れると、当然庫内の温度が上昇します。庫内の温度が上昇すれば、冷やすのに電気代を消費してしまいます。熱い物は、常温になるまで冷蔵庫外に置いておき、冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。

冷蔵庫のなかを、ぎゅうぎゅうに詰め込むと、それだけ冷気の行きわたりが悪くなり、電気代がかかります。それと取り出しにくいので、開けている時間も長くなります。常温保存の利く食品は冷蔵庫に保管せずに入っているものを減らし、冷蔵庫容量の70%~80%以内に収めましょう。

発泡スチロールのトレー保温・保冷性に優れている物の、熱の伝わりが悪く冷蔵庫・冷凍庫内に入れるのは不向きです。庫内に入れ急速に冷凍・冷蔵するには、熱の伝わりが良い金属性のトレーがおすすめです。

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