上手なボタンのつけ方と裏技
ボタンを付ける糸の選び方
ボタンを付けるときは、使う糸の色を布に合わせます。そして、使う糸の種類も考えましょう。木綿や麻の布地にはカタン糸、ウールや合成繊維には穴糸、コートやスーツには絹穴糸を使いましょう。
ボタン付けのコツ
ボタンを上手に付けるコツは、針は布に垂直に刺し込むます。斜めに入れると、布と糸がこすれ、ボタンが取れやすくなるからです。そして、布地とボタンの間にゆとりを取ります。爪楊枝1本分程のゆとりが最適です。布地とボタンの間に、あらかじめ爪楊枝を挟んでから縫い付け、爪楊枝を引き抜いてから、糸をぐるぐる巻きつけて、裏で留めれば失敗しません。
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シャツのボタンをなくしたら
ブラウスやワイシャツのボタンを落として失ってしまった場合には、一番下のボタンを利用して、付け替えましょう。オーバーブラウスでない限り、裾の方はスカートやズボンにかくれます。代わりに似たような大きさやデザインの別のボタンをつけておきましょう。
厚手の服のボタン付け
厚手のコートやジャンパーなどに、ボタンを付けるときは、U字型に切った厚紙を用意します。厚紙は段ボールの切れ端やボール紙などを利用します。
厚手の服のボタン付けは、服の厚み分だけゆるみをもたせなくてはなりません。そこで、U字型の厚紙を布地とボタンの間にはさんで付ければ、適当なゆるみができます。
目のあらい服のボタン付け
目のあらい生地にボタンを付けるときは、針を布に垂直に刺し込むのがコツです。また、糸の結び玉がすっぽりと抜けてボタンが取れることがありますので、糸結びを作らずにボタンを付け、糸の初めと終わりを数センチ余分に残しておき、それらを結び合わせて取り付けると良いです。
きつく止まったボタンを取るとき
ボタンと取り外そうとしたとき、しっかりと止まりすぎていると、洋服の生地まではさみで切ってしまうことがあります。そんなときは、フォークが便利です。生地とボタンの間にフォークを差し込んで、ボタンとフォークの間にはさみを入れます。そうすると、隙間ができるので、失敗せずにボタンが取れます。
4つ穴ボタンのつけ方
4つ穴のボタンは、一本の糸で縫い付けないで、先に穴の2つを使って縫いつけ、一度、糸を切って、残りの2つの穴を使って縫い付けましょう。これは、一方の糸が切れても、ボタンが落ちるのを防ぐためです
取れそうなボタンの応急処置
洋服のボタンが取れそうになっているのを見つけたけれど、つけ直す時間がないという時は、ボタンの中央に透明のマニキュアを一滴たらしましょう。当分の間、取れずに済みます。
針に糸が楽に通せる裏技
黄色の色紙の上で針に糸を通すと、かなり簡単に通せます。これは、黄色の色が膨張色のせいです。黄色い色紙を敷くことによって針の穴から見える黄色が大きく見え、針穴がはっきりとみえるようになります。
ほつれた糸を玉止めする方法
糸が輪になる様に持ちます。その時、糸の端を出しておきます。そして、ヘアピンの穴の方を、糸の輪の中に入れます。3回ほど手首をクリクリ回します糸の端をヘアーピンの穴に入れ引き抜きます。すると、玉止めの出来上がりです。外出先でスカートの裾のほつれなどが直せます。
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糸が勝手に通ってしまう裏技
親指に糸の端を巻きつけて動かないようにして、手の平に糸をのせます。そして、針穴から糸を見るような感じで、糸を押し付けながら小さく素早くこすります。すると、勝手に針穴に糸が入ってきます。これは、擦って糸が毛羽立ち 毛羽が針穴の角に引っかかって入ってくるのです。木綿糸でしたら2,3回擦るだけで、簡単に糸が通ってしまいます。