正しい洗濯の方法
洗濯前の知識
洗濯をする前は、必ずほこりやごみなど払っておきましょう。ポケットの中もチェックし、中にものが入っていたら、取り出しましょう。洗濯した後では、ごみなどが付着してしまうと、かなり取りにくいです。
ファスナーは閉めておきましょう。ファスナーに他の衣類が絡まって、傷んでしまう原因になります。痛みやすい生地は洗濯ネットに入れて洗いましょう。白物と色柄物に仕分けしておき、白いものから先に洗いましょう。
洗濯時間について
洗濯機を長い間回せば、汚れが落ちるという訳ではありません。長く回せば、それだけ生地も痛みますし、落ちた汚れも再び付着してしまいます。
洗いは5~10分ぐらいで充分です。すすぎも同じような理由で、溜めすすぎ3~5分を2回+注水すすぎ3分くらいです。脱水は5分もかければ充分に脱水することができます。
洗剤の入れ方
洗剤をたくさん入れても、洗浄の効果はかわりません。むしろ、溶けずに残った洗剤が衣類に付着し、後で取るのが困難になります。洗剤の仕様説明に沿って、必要量いれましょう。
先に水かお湯に洗剤を溶かしておくと、むらなくきれいに洗うことができます。特に粉洗剤の場合は、効果的です。
柔軟材の使い方
柔軟材と洗剤は、効果がお互いに相反するものです。洗浄中に柔軟材を入れれば、洗浄効果が落ちます。
すすぎを行なわずに、洗剤分が残ったまま、柔軟材を投入しても、充分な柔軟効果が得られません。柔軟材を入れるときは、すすぎが最終段階になったときに、入れると効果的です。
洗濯のりの使い方
洗濯のりを使用すると、ぱりっと仕上がり気持ちのいいものです。また、汚れが付着しにくくなる効果もあり、次回洗濯する時に、楽に洗濯することができます。
ただし、長期間タンスに閉まって置きそうな衣類などには、洗濯のりを使用しないでください。のりが水分を吸収し、変色やカビの原因になります。
洗濯機に入れる順番
洗濯機に洗濯物を入れる順番は、大きくてかさばる物から先に入れます。そしてネットに入れて洗うものは一番最後に入れます。そうすると回転がスムーズになり、効率よく洗濯が出来ます。
衣類の絵表示の意味
衣類には、取り扱い方法を示す絵表示がついています。この絵表示は日本工業規格の繊維製品の取扱いに関する表示記号(JIS-L0217)で規定されています。この表示により、製品毎に洗い方や干し方などの正しい方法を読み取らなければ、大事な衣類を台無しにしてしまう恐れがあります。
しかし、表示された通りに洗っても、きれいに汚れが落ちない場合もありますので、表示はあくまでも正しい洗濯方法の目安として、素材の特徴や汚れ具合に合わせた洗濯の知識が必要になってくる場合もあります。

液温は、95℃を限界として、洗濯機で洗濯する事ができます。

液温は、60℃を限界として、洗濯機で洗濯する事ができます。

液温は、40℃を限界として、洗濯機で洗濯する事ができます。

液温は、40℃を限界として、洗濯機の弱水流で洗濯する事ができます。

液温は、30℃を限界として、洗濯機の弱水流で洗濯する事ができます。

液温は、30℃を限界として、手洗いで洗濯する事ができます。(洗濯機は使用することができません)

水洗いすることができません。

ドライクリーニングすることができます。溶剤は、パークロルエチレンか石油系のものを使用できます。

ドライクリーニングすることができます。溶剤は石油系のものを使用できます。

ドライクリーニングすることができません。

塩素系漂白剤が使用できます。

塩素系漂白剤は使用できません。

弱く絞りします。

絞る事ができません。

つり干ししてください。

日陰でつり干ししてください。

平干ししてください。

日陰で平干ししてください。

アイロンは180℃~210℃でかけて下さい。

アイロンは140℃~160℃でかけて下さい。

アイロンは80℃~120℃でかけて下さい。

アイロンかけが、できません。
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