じょうずに布団を手入れする方法

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 布団のなかですごす時間は、人生の3分の1から4分の1といわれています。毎日しっかりと睡眠をとることは、1日の疲れを癒し、気分をリセットするためにとても大切です。

 だけど、布団は汚れがたまりやすく、毎日の手入れを怠ると、ダニやカビの発生なんてこともあります。快適な眠りをじゃまされずに、安心してぐっすり眠れるよう、布団をキレイにする掃除方法や手入れのコツを紹介します。

布団手入れの基本

 布団にはカバーやシーツを掛けて使用しましょう。 カバーやシーツは、布団が傷むのを防いでくれたり、布団から出るホコリを抑え、そのホコリから人を守ってくれます。また、睡眠中に出た汗を吸ってくれる働きもあります。

 人間は、眠っている間にコップ1杯分くらいの湿気を発散しているといわれています。そのため、起きてすぐには布団をたたまないようにしましょう。まずは、掛布団をめくって、しばらくの間、敷布団に風を通してあげましょう。

 また、畳や床にふとんを敷いている場合は、基本的にふとんの上げ下ろしは毎日行ってください。ふとんの上げ下ろしをすることで、カビやダニの発生を防止できます。

 湿度の高い梅雨時期や、寒い季節はふとん内部と外気温の温度差により、敷ふとんの底面が結露しやすいので、敷ふとんの下に除湿シートなどを敷いて、結露を防止することをおすすめします。結露の放置はカビが生える原因になりますので注意しましょう。

布団カバーを簡単にかける方法(小技)

 広げた布団の上に、チャックを手前にして開けた布団カバーを裏返してのせます。そして、隅についている布団の止め紐を結びます。布団カバーのファスナーの内側から手を入れて右隅と左隅を掴んで引っ張り出します。すると、簡単に布団カバーをかけることができます。布団カバーは、洗濯するときに裏返しておくと便利です。

シーツが簡単にたためる方法(小技)

 表側を上にして広げたシーツの中心を右手の指で摘みます。そして、左端のシーツの真ん中を左手の指で摘み、そのまま右端まで移動させ。、右端のシーツの真ん中を一緒に摘みます。そして、左右交差している腕をシーツを持ったまま、素早く戻して2・3回パタパタと振ると、きれいな、四つ折ができます。シーツの他にも、いろいろと活用できそうです。

フィットシーツのたたみ方(小技)

 シーツのまわりにゴムが入ったフィットシーツ。便利なんですけど、干すときやたたむとき、くしゃくしゃになって困ってしまいます。そんなフィットシーツをきれいにたたむ方法を紹介します。

  1. まずゴムが表(内側)にくるように全体を広げます。
  2. 半分に折ります。この時折り曲げる方の2つの角を残りの2つの角の中に入れます。(ゴムが外側に来るように裏返す)
  3. 再び半分に折ります。この時同じようにゴムのある角の中に入れ、ゴムが全部同じ方向を向くように重ねます。(裏返す)
  4. この時点のシーツの大きさ(全体の4分の1)の更に4分の1の大きさの型紙か段ボールを用意し、角のゴムの部分に差し込んで残りの部分を折り込んで行けばシワがつかずにたためます。

布団に掃除機をかける方法(裏技)

 布団に掃除機をかける時、吸い込み口に布団がくっついて、うまく掃除機が掛けられないことがあります。そんな時は、掃除機の吸い込み口に1cmぐらいの間隔で荷作り用のビニール紐をグルグルに巻ます。端はテープなどで止めます。これでだけで、布団がくっ付かず、掃除機が掛けられます。カーテンなどにも使えます。これは、紐を巻いた事により布団と吸い込み口の間にほんの少し隙間が出来ます。この隙間が布団との密着力を弱めて吸引力を保ちながら布団を吸い込まないで掃除機がかけられるという訳です。

押入れの布団が楽に取り出せる方法(裏技)

 布団を押入れに収納するときは、布団と布団の間に、ポリ袋を挟んで収納します。ポリ袋は、布団の3分の1位の大きさがあれば大丈夫です。また、取りたい布団を途中からでも、抜き取れます。これは、ポリ袋のツルツルが摩擦の抵抗を小さくしている為です。

二枚の布団の隙間をなくす方法(裏技)

 布団と直角に成るようにバスタオルを下に敷いてから、布団を敷きます。これだけで、布団同士の隙間が開きません、これはタオルの生地の毛足が長い為、布団の繊維と絡み合い強い摩擦力が生まれているからです。

布団を小さくまとめて収納する方法(裏技)

 着なくなった古いワイシャツを広げ、シャツの肩のあたりに布団の端を乗せます。 次に、布団を縦に3つ折りにし、3つ折りにした布団を横からクルクルと寝袋のように丸めていきます。最後まで巻いたら、ワイシャツの両袖を、布団を縛るように結び、ボタンを留めます。 寝かせても、立ててもコンパクトで、収納しやすくなります。

布団干しの基本

 ふとんを干すときは、二本の物干し竿に掛けましょう。物干し竿が1本だけだと、裏側の風とおしが悪くなり、うまく水分が発散しないので、途中でひっくり返さなければなりません。

 あまり叩きすぎないようにしましょう。繊維が切れて弾性力がなくなってしまうのを、防ぐためです。ほこりはブラシで落とすか、掃除機で吸い取るようにしましょう。

布団を干す時間帯

 ふとん干しに、最適な時間帯は、午前10時から、午後2時頃までです。それ以外の時間帯ですと、せっかく干したのに湿気を吸ってしまうということに、なりかねません。又、2時間ほど干してやると十分です。

直射日光は避けて干します

 布団を干すときは、直射日光に当たらないようにしましょう。日光に当たると、繊維がもろくなってしまうことがあります。シーツを掛けたまま干してあげると良いでしょう。黒の布をかぶせて干すと、温度が上昇し、ダニ退治に効果的です。又、干す場所がないお宅では、天気のいい日に布団を、部屋中で広げて、窓を開け風を通してやるだけでも効果があります。

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