リサイクル　復活の術

切れの悪くなったはさみは、アルミホイルを何枚か重ねたものを、何度か切ってやると切れ味が復活します。

インクが残っているのにもかかわらず、インクが出なくなったボールペンは、タバコのフィルターの中に先をつっ込み、ぐりぐりとペン先を動かしてみましょう。するとインクが出るようになります。

また、ティッシュペーパーを4~5枚程広げて、破らない程度の力でボールペンのペン先を転がすように文字を書くと、インクが出るようになります。

それでも復活しない場合は、ペン先を温めることで固まったインクをほぐします。指先でつまんで体温で温めたり、ライターの火などを遠火にして温めてあげると、インクがほぐれてボールペンが復活します。ただし、高温のライターの火を当てると、ボールペンが変形してしまう事がありますので、注意してください。

穂先の曲がってしまったほうきを元のように戻すには、バケツに水を入れ、塩を一つまみ入れたところに、ほうきを２時間ほどつけ込みます。そして、穂先が柔らかくなったら、水気を切ってから形を整え、日陰で干してやると、戻ります。

傷がついたＣＤやＤＶＤを復活させるには、冷凍庫で２時間以上冷やしてから、水分をふき取って乾燥させると、復活する事があります。そこですかさずバックアップをとりましょう。

傷がついてしまって、ＣＤやＤＶＤは、傷の部分をマジックペンでなぞってやると、復活する事があります。そこですかさずバックアップをとりましょう。

使い捨てカイロが、まだ温かいうちに捨てていませんか？カイロは大きなタイプだと普通20時間くらい持ちますが、一度でそんな長時間も使わないときは、ビニール袋などに入れて、空気を抜き取り、密閉すると２度使いすることができます。

物などがあたって、いつのまにかデコボコしてしまった網戸は、デコボコ部分にドライヤーの熱風を当てると、元に戻ることがあります。ただし、熱風を当てすぎると網を傷めることがあります。

きれいな包装紙を再生する時に、やっかいなのがセロテープです。無理に剥がそうとすれば、せっかくの包装紙がやぶれてしまうことがあります。そんな時は、ドライヤーでセロテープを温めてみましょう。かなりはがれやすくなります。

長い間、しまって置いて、へんなくせがついてしまった筆を復活させるには、卵白を使います。卵白を溶いて筆につけ、真っ直ぐになるように整えます。そして、きれいにふき取り、陰干しすれば、コシもしっかりし、くせも直ります。

縫い針のさびを取るには、アルミホイルが便利です。アルミホイルを丸めて、縫い針をしごくと、さびがきれいに取れます。

古くなってバサバサになった歯ブラシは、熱湯の中に入れてかき混ぜると、再びピンとします。

水はじきの悪くなった傘は、ドライヤーの熱風を30秒ほど当ててやります。ドライヤーの温風をかけることによってバラバラになっていた傘の撥水膜の分子が復活し、新品のように水を弾いてくれます。

毛足の長い絨毯やラグが、ゴワゴワになってしまった場合は、ペット用のブラシで毛並みを整えると、最初のころのフワフワ感が復活します。フリースや毛布なども、同じ方法で復活できます。