押入れやクローゼットの掃除方法

住居

押入やクローゼットは湿気がこもりがちになります。また、においも気になることもしばしば。押入やクローゼットは扉がついているので汚れが入り込むイメージがないかもしれませんが、意外と汚れているのです。このページでは、押入れやクローゼットを簡単に掃除する方法を紹介しています。

押し入れの掃除方法

布団や衣類の収納場所である押し入れは、気がつかないうちにホコリがたまり、ときにはカビやダニの温床になります。季節ごとの衣類の入れ替えをするときなど、天気のよい日の午前中を選んで押し入れの中を掃除しましよう。

まず、押し入れの中のものをすべて取り出し、天日干しか陰干しし、その間に中を隅々まで掃除機がけしてホコリやゴミを取り除きます。次に薄めの住宅用洗剤液で固くしぼった雑巾で上側、側面、底と全体を拭き、2~ 3時間戸を開け放って乾燥させます。

押し入れのカビ取りとカビの予防方法

カビを見つけたら消毒用エタノールをスポンジに含ませてたたくようにして取ります。そのあとよく水拭きし、 ドライヤーの冷風で乾かします。カビが生えるのを防止するには、風通しをよくして湿気を取るのが一番ですが、頻繁に手入れできない場合は防カビ剤を十分スプレーしておくことです。

押し入れ内の湿気対策

よく新聞紙やボロ布を敷いている場合を見受けますが、ホコリ取りには役立ちますが、湿気対策にはいまひとつと感じてはいませんか。そんなときは、次の方法を試してみてください。

  • 時々、押し入れの戸を開け放って、エアコンをドライモードにしてかける
  • 押し入れの下段にはスノコを敷き、その上に布団や衣類の箱を収納する
  • 新聞紙を数枚重ねて丸め、押し入れの隙間に差し込んでおく
  • 押し入れの底に防湿紙や竹製のすだれを敷く
  • 乾燥剤を入れておく
押し入れ
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クローゼツトを汚さないコツ

クローゼットは本来小さい部屋の意味ですが、洋室に作りつけられた収納庫といったところです。家庭によっては物置として使ったり、洋服ダンスとして機能しています。とくに洋服の収納の場合には手入れを欠かせません。

クローゼットの汚れは、洋服など衣類から出る繊維クズや服についたホコリです。衣類をクローゼットにしまう前によくブラッシングしてから収納するのが中を汚さないコツです。クローゼットの扉は普段から化学ばたきでホコリをはらい、化学雑巾でカラ拭きします。

洋服のホコリ取りにナイロン製は逆効果。動物性のやわらかい毛並みのブラシが良いです。

季節の変わり目には徹底掃除

季節の変わり目には衣類の虫干しをしますが、それに合わせてクローゼットの中を掃除すると合理的です。要領は押し入れの掃除と同じ方法でよいでしよう。まず、虫の死骸やカビに注意して、掃除機で隅々までホコリやゴミを取り除きます。次に薄めの住宅用洗剤液で固くしぼった雑巾で中全体を拭き、水拭きします。戸を開け放って2~ 3時間そのままにしてよく乾かしたら、防カビ剤をスプレーします。

洋服を虫食いから守る

衣類をしまう前に防虫剤を入れます。防虫剤には、ナフタリン、パラジクロールベンゼン、樟脳の3つがあるので、特徴をとらえて使います。ナフタリンは殺虫作用があり、パラジクロールベンゼンは殺虫作用と力ビ防止にもなります。樟脳は殺虫作用はありませんが、虫を寄せつけない独特の香りがあります。ただし、2種類の防虫剤を一度に入れると化学反応でシミを作ってしまうので、どれか1つにしまししょう。

クローゼツトの中に衣類を入れすぎると通気性が損なわれ、カビが生えやすくなるため、適度の間隔が必要です。

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